悪口や批判にはラグビーで!~マンガで分かる心療内科in秋葉原
実際、悪く言われると、ついつい反応してしまいたくなるものです。
しかしそれをしてしまうと、悪く言った人が
「あ、反応してくれる!」
と思って、さらに攻撃してきます。
これはストーカーでも同じです。
人間にとって最大の喜びは「愛されること」。
しかしそれが得られないとき、「憎まれる・イヤがられる」という反応であってもいいから、欲しがるものなのです。
逆に一番悲しいのは「無視される」こと。
そのため、反応されることが喜びにつながるわけです。
結局のところ、悪口に反応しだすと、もうエンドレスにその泥沼にハマっていってしまいます。
そのため重要なのは「言い訳をするエネルギーで、新たなことを始めたり、別の行動をしていくこと」ではないかと考えます。
実際に自分自身も、ネガティブなことがあったら、ムカッと来ます。
そのときに「このムカっという気持ちに始末をつけるために、新たな仕事をしよう、そのエネルギーで新たな原稿を書こう」と考えて、今までやってきています。
「臥薪嘗胆」ということわざがあります。
ネガティブな気持ちを忘れないようにして復讐をなしとげた故事に由来しますが、すなわち「イヤな気持ちは起爆剤になる」のです。
よって「ストレスがあった!もうイヤだ!」「このストレスから逃れる方法は!?」なんて悩む必要はありません。
悪い気持ちを受け入れ、「だからこそ」行動をしていくのです。
ストレスはうまく使えばエネルギーになる!
これを覚えておきましょう。
もちろんですが、マンガにもあるように、あんまり想定以上に強い場合は、休んだり、物理攻撃をするのもアリです。頑張ってください。
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。
(完)
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ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。
復職支援・精神科デイケア(ゆうリワークセンター)