コンサータの処方について
コンサータはどんな薬なの?
コンサータとは、ADHD の治療薬の一つです。
脳内のドパミン、ノルアドレナリンの働きを活性化させることで、ADHD の症状を改善すると考えられています。
服用後すぐに効果を発揮し、朝 1回の服用で薬の成分が少しずつ放出され約 12時間効果が持続します。
副作用は吐き気、食欲低下などがあげられます。
コンサータは専門の医師のみが処方可能です。
ゆうメンタルクリニック秋葉原院では、複数の専門医が在籍しておりますので、コンサータ治療のご希望がありましたらぜひご相談ください。
ADHDってどんな症状なの?
ADHDは「注意欠如(集中できない、忘れっぽいなど)・多動症(じっとしていられない・話しすぎてしまうなど)」が生じる障害です。
ADHDの原因として、脳の前頭葉の働きが弱いために起こると言われています。
前頭葉におけるドパミン・ノルアドレナリンが不足していると、物事を順序だてて行う、課題の優先順位をつける、などの実行機能が低下してしまいます。
コンサータによってドパミン・ノルアドレナリンの働きを活性化させることで脳の働きがスムーズになり、ADHDの症状である不注意・多動性・衝動性などの症状が改善されます。
- 不注意…集中力が続かない。気が散りやすい。忘れっぽい。
- 多動性…じっとしていることが苦手。落ち着きがない。
- 衝動性…思いついた行動について、行ってもよいか考える前に実行してしまう。
注意事項
- 初診・再診に関わらず「コンサータカード」をお持ちでない方への初回での処方は不可となります。
- 「コンサータカード」の申請には 1ヶ月程度の期間がかかります。
- コンサータの処方は医師判断となります。
「コンサータカードがない方」の処方までの流れ
【ステップ.1】
診察内で医師がコンサータの処方が可能かどうか判断いたします。
また、次回の診察までに「第三者証明(*)」をご用意いただきます。
* 例:ご病状が確認できるもの(通知表や他院からの紹介状など)
【ステップ.2】
診察にてご用意いただいた「第三者証明」を医師が確認させていただきます。
問題なければ「身分証」などの確認をさせていただき、パンフレットによる副作用についての説明や、「ADHD 適正流通管理システム」へ登録を行わせていただきます。
(※未成年者の登録には、診察時に保護者の同伴が必要となります。)
【ステップ.3】
登録から 2週間後、当クリニックに「コンサータカード」が届きますので、次回受診の際に「コンサータカード」が届いていれば処方可能となります。
上記をご理解頂いた上で、お申し込みください。