自殺は明け方が一番多い!byマンガで分かる心療内科in秋葉原

マンガで分かる心療内科「自殺は明け方が一番多い!」

ソウ

ソウ

マンガ
ゆうきゆう

ゆうきゆう

脚本・監督
@sinrinet

【解説】

精神的な疲労の話。いかがでしたでしょうか。
内容は

・「気力」には限度があり、何かで疲れてしまうと、他の判断や思考にも影響を及ぼす

ということになります。
あなた自身が、何かネガティブなことばかり考えてしまうこともあるはずです。

「どうして自分はダメなんだろう…!」
「そういえばあのとき、こんな失敗をした…!」
「あぁ、何を考えても、つらいことばかり思い出してしまう…!」

こんなときに「もしかして、疲れてるからじゃないか?」と考えてみることが大切。
そして「疲れてるから、もう今日は寝よう」と思うことです。
これを「棚上げの技術」と言います。

実際にメンタルクリニックでも、夕方近くに、色々と悩んでしまう方は多いもの。
そんなときは、たとえば夜の薬を処方している方なら、
「早めにお薬を飲んで、眠ってしまうこと」
をススメます。

もちろん薬がない場合は、「とにかく早く寝てしまうこと」を心掛けてみましょう。
時間がたつだけでも、気持ちはリラックスするものです。

自分自身も、もちろんそういうタイミングはあります。
何をやってもやる気がでなかったり、気持ちが落ちたり…。

そんなときは「今はこういう波の時期」と考えます。
そしてムリに持ち上げたりせず、「ただ時間をたたせよう」と気楽に構えます。

とはいえ、それが昼だったりすると、さすがに「昼寝」はできないですし、眠くもなかったりします。
その場合、「読書」をします。
波が低い時期だからこそ、その時期にしかできない行為をして、有効活用しようと考えるわけですね。

自分自身は結構、波のサイクルが早い方で、読書をしてせいぜい数十分で、気づくと気持ちが上を向いています。今までのネガティブさは何だったんだ、くらいな。
この波のサイクルの短さで、いかにフラれても復活しています。
話がズレましたが、あなたも精神的な波が落ちてると感じたときは「休む」か「読書」、または「人と話す」など、「そのとき専用の行動」を持っておくといいかもしれません。

そういえばドッグカフェで思い出しましたが、一度「ネコカフェ」に行ってみたことがありました。
ネコだけでなく、マンガもたくさんあって、マンガカフェを兼ねたような場所でした。
ただ当然、マンガカフェよりは値段が高く設定されていました。
自分は当然、ネコを触ってたのですが、不思議なのは「ただマンガを読んでる人」。
ネコを前にして、触らず、マンガを読む。ムダというかゼイタクというか。
何てたとえていいんだろうこれ。
好きな人とやっとデートできて、そして密室でいい雰囲気で二人きりなのに、そこであえてマンガ読んでるのと同じなんじゃないかと。スルーかと。すべてを達観した仙人の境地かと。いや仙人がマンガ読むとは思えないんですけど。
色々と考えていたら、自分もネコを楽しめませんでした。自分も一周して仙人っぽい。

何をしてもこんなことを考えつつ、ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。

(完)

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