「包容力がある女性」の本当の意味。by秋葉原の心療内科ゆうメンタルクリニック
マンガで分かる心療内科in秋葉原
特別編「包容力がある女性」の本当の意味。
◆ 解説
男は、ダイレクトな言葉を、やわらかく概念的な言葉で包みます。
かの宮崎駿監督は、「風の谷のナウシカ」の胸が大きいことについて、「胸に抱きしめてあげたときにね、なんか、安心して死ねる、そういう胸じゃなきゃいけないと思ってるんですよ。」と語ったそうです。
胸が小さいと安心して死ねないのだろうか、とか思いましたが、とにかく男は「包み込まれて安心したい」という気持ちと、「バストに文字通り包まれたい」という気持ちを混同してしまうのかもしれません。
何にせよ、間違っても「胸が小さい女は包容力がないってこと!?」なんて意味ではありませんのでご了承いただければ幸いです。精神と肉体は別です。
ただ男が精神性について語るとき、つい無意識に肉体的な意味も含まれている可能性があるとご理解ください。
もちろんですが、本当の意味で優しく包容力のある女性を嫌いな男性はいません。
誰だって好きです。当たり前です。「包容力がある人が嫌い」「包容力がない人の方が好き」なんて人、ほぼ皆無だと思います。
ではなぜ、わざわざそう言うのか。それは無意識に思っている何かがあるからです。
ちなみに「胸が小さい女性」が好きという男性もいます。
そういう男性は「かわいいタイプの女性が好き」などと言うかもしれません。
何にせよ、人間はダイレクトな表現を、無難かつソフトな表現で包むものだとご理解いただければ幸いです。
(完)
「マンガで分かる心療内科」、WEB版のバックナンバーはこちらです。↓
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。