「女がもっとも望むものは?」アーサー王とガヴェインの物語

「女がもっとも望むものは?」

アーサー王とガヴェインの物語

解説

今回はアーサー王から、ガヴェインの物語。
大切なのは、相手の判断に任せてあげること…という話でした。

ただ当然ですが、常に相手の判断に任せればいいというわけではありません。
それこそ「自殺したい…!」という人がいたときに、
「君の判断に任せるよ」
と言ったら間違いなくダメです。

また、抑うつ的になっている人ほど、時に衝動的な決断をしやすくなります。
「もう仕事をやめたい!」
「もう離婚したい…!」
こんなときに「あなたの判断が一番だから」と言うのは、あまり良くありません。
ただ、だからといって、「それはダメ!」と否定するのも、あまりいいことではありません。
大切なのは、相手の話や、そこに至った理由をよく聞くこと。
そして基本的に相手の思考を重視しつつも、
「分かった…。でも、もう少しゆっくり考えてみて」
というように、「時間」を重ねることを提案するのです。

たいていの衝動的な判断は、一過性ですので、そのように提案することがベストな選択肢ではないかと考えます。

とにかく「相手の判断を受け入れてあげた上で、時間を立たせることを提案する」ことです。

ただまぁ、よっぽど危険な判断などでない限りは、とにかくその人の気持ちを尊重してあげることが大切です。

たとえあなたが間違ってると思っても…。
本当に何が正しくて、何が間違っているかは、誰にも分かりません。
あなたにも、その人にも、100年先の人にだって…。
絶対的に何が正しいかは、分からないのです。

だったら。
とにかく本人が望むとおりに、生きた方がいい。
僕はそう思います。

何よりあなた自身も、自分が思ったこと、感じたことを、何よりも大切にしてくださいね。

(完)

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ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。